話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選

取り急ぎ。後々追記します。


もういっぽん! 第7話「秘密兵器先輩」

部活を途中で辞めたことに未練を持っている自分にとても刺さりました

 

BanG Dream! It's MyGO!!!!! 7話「今日のライブが終わっても」


MyGO!!!!!のはじまりには諸説があると思います。その中でも7話はこの後の展開への起爆剤のようなお話でもあり、ファーストインプレッションが強烈で、何度反芻してもその威力は衰えません。

 

デキる猫は今日も憂鬱 第12話「デキる猫は家を出て行く?」


ずっと幸来と諭吉の日常を観てほのぼのとしてきた身としては彼女らのエピソードゼロ的なお話にはグッとくるものがありました

 

好きな子がめがねを忘れた第9話 「好きな子と校外学習に行った」


なんで…?どうして…?と戸惑いながらも“恋”に気付きはじめる三重さんの心の機敏がとてもよかったです

 

冰剣の魔術師が世界を統べる 第5話「世界最強の魔術師である少年は、戦場で邂逅する」 


本作のターニングポイントなお話ではないでしょうか。特に視聴者の本作に対する向き合い方に大きく変化を及ぼしたように思います。

 

葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ


戦闘シーンがすごい。フェルンの一挙一動に見惚れてしまいますね

 

シュガーアップル・フェアリーテイル16話「最初の銀砂糖」


ラブとお料理、そして血生臭い戦闘シーンと本作の要素が詰め込まれたお話だと思います。アンたちが仕上げた砂糖菓子、ラストのアンとシャルの姿はとてもエモーショナルで良かったです

 

神無き世界のカミサマ活動 第4話「カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ ウツシヨヲシメシタマヒ ハジメモナクヲハリモナク テンノシチヨウクヨウニジュウハッシュクヲキヨメ チノサンジュウロクジンヲキヨメタマヘト アメツチノ ミタマノミコト キコシメセト カシコミカシコミマヲス」


コンバインの衝撃が強すぎる。こんなに自由で面白いアニメがあるんですね!

 

スパイ教室 第19話 「File 《忘我》のアネット」


これぞスパイ教室!って感じにスパイ教室の持つ楽しさを詰め込んだお話で俺様の大好物なのです!

 

人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第8話「麗しのパラディンさま」


「悩みが解決するってことは、そのたびに前に進んでいるってことだよな」「前に…進まなきゃ」「……ワン!」
等身大に悩める人たちを描いた本作らしく、観た後顔を上げさせてくれるお話でした。8話を選んだのはアゲートちゃんの話し方の抑揚が気持ちいいからなのもあります。

話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選

 

 

薔薇王の葬列 第22話『Use your head more, damn brat. Don't die even if you are weak.』

脚本:内田裕基 絵コンテ・演出:羽迫 凱 総作画監督:橋詰 力、前田ゆり子、小森 篤 作画監督:彭 佩琦、小川浩司中山由美、都築裕佳子、小松香苗、スタジオギガ

バッキンガムが最期に見たリチャードの美麗な顔と鮮やかな青空が鮮明に焼き付けられました。

バッキンガムは本作2クール目のキーマン的キャラでありながらイマイチよく分からない人物でした。そんな彼の心情を知ったことで、ようやく彼について少しわかった気がしましたし、リチャードの顔が一層美しく映りました。

また、本作は基本ずっと空が曇っているからこそ、バッキンガムの心境を反映した青空にはハッとさせられます。

本作は正直全体的にリソース不足が目立ち、原作の強さに助けられているアニメでした。一方で、原作の強さ・良さをしっかりと画面に抽出できていたアニメでもあったと思います。観ていて非常に心を締め付けられるような感覚を覚えつつも、観続けてしまう魅力があるアニメでした。

 

Extreme Hearts 第9話『SnowWolf』

絵コンテ:細田雅弘、吉田徹 演出:細田雅弘、いたがきしん  総作画監督:新垣一成 作画監督:吉田智裕、西田美弥子、宮地聡子、久松沙紀、アルベルト・キエ、石井ゆみこ、ENGI プロップ作監:岩畑剛一 アクション作監:吉田徹、板垣伸

たった1話でミシェルを描ききったストーリー構成と、そのストーリーを盛り上げた画面工夫に素人目線で凄い!!となりました。

今話数初登場となるミシェルたち新キャラのバックボーンや所長(主人公)との触れ合い描写、本作にとって大事な音楽もちゃんと描きつつ、スポーツ試合をしっかりと描く。非常に濃密なのに詰め込みすぎさを感じないストーリー構成には匠の技を感じましたし、手のひらで転がされるように夢中になりました。

また、映像面についても同様で、こでらアングルからの画面を回転させることで躍動感をだしてバレーのトス→スパイクを描くなど、消費リソースを少なくしながらも映像を成り立たせる創意工夫が随所に施されていました。止め絵のシーンでも素人ながら上手い!となるような画ばかりで、見所満載です。

本作はアイドル(音楽)にスポーツ(野球サッカーバスケバレーetc)とただでさえやることが多いですし、キャラクターの数も多いです。そんな中で1クール通して所長のストーリーを描き、ライブ描写もスポーツ描写も訴求力あるものに仕上げていたのは見事と言わざるをえません。毎週熱くさせられました!!ちょいちょい感じられるトンチキさも味が出ていて良かったです。

 

BIRDIE WING -Golf Girls' Story- 第8話『ファイナル・バレット』

脚本:黒田洋介 総作画監督:山﨑正和 作画監督:尾崎正幸、米山浩平、上野泰寛 アクション作監:菊池晃 プロップ作監:平岡雅樹 レイアウト監修:益田賢治

片翼でもがくローズと両翼で悠々と飛び立つイヴ、残酷なほど対称的な2人を描く第一章を締めるに見事なエピソードでした。

この8話を機にEDを感傷的に捉えてしまうようになりました。鷹が翼を広げて飛び立つ映像も、ヨダカの歌詞も、ローズ視点でつい追ってしまいます。ED明けにローズが空を見上げていたのもまた感傷的になりますね。

ケレン味ある演出と奇想天外な骨太ストーリーで毎週魅了してくれる本作。稲垣監督最新作のオリアニということで放送前から楽しみにしていたアニメでしたが、予想を遥かに超えた飛距離で面白さを放っていく様に毎週興奮しっぱなしでした!

春からの2クール目楽しみですね!先行上映会で稲垣監督との距離が近くておっ!となりました。

 

怪人開発部の黒井津さん 第12話『悪魔を喰らう悪魔は天の使徒となり得るか、はたまた醜い共喰いに過ぎぬ蛮行か、ただ地獄より救われし生贄は黒き翼を神と崇める』

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:斎藤 久 演出:岩垂瑞樹 総作画監督:森前和也、萩尾圭太、輿石 暁、ひのたかふみ 作画監督:藤田正幸、宮田奈保美、飯飼一幸、熊谷小夏、高橋万帆、監物ケビン雄太、柄谷綾子、渡辺浩二、森 悦史、花輪美幸、沼田 広、服部憲知、岩田竜治、吉田 徹、ひのたかふみ、萩尾圭太、輿石 暁、森前和也

黒井津さんらしさがあって良かったなと思えた話数です。

「たとえ資本があろうとも、最後は人だ」というセリフや、案件を解決するために電話営業をかけまくるシーンなどなど色んな意味で黒井津さんという作品を体現した描写が重ねてられていました。そういった“らしさ”が強く感じられていて、1話完結で進んでいく本作を締めくくるのに良かったな〜と思いました。

本作はAnimazing!!枠らしい気楽に楽しめる1週間の憩いの場的なアニメで良かったです。黒井津さんはじめ女キャラがみんな可愛くてえっちなのが最高でした。

 

不徳のギルド 第7話『ムリゲー/ミントアイス』

脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:榊原大河 作画監督ごとうじゅんじ榊原大河、北島勇樹、神田 岳、岩崎令奈、清水勝祐、渡辺はるか

不徳のギルドもどの話数もよく選び難いのですが、強いて選ぶとなるとストーリーの異色さ、画面の突出度が高い7話になるかなと思います。

シリーズの中だと異色なモンスターとのガチ戦闘回。本作だと比較的シリアスへの比重が高い回でしたが、本作らしいテンポ感やコメディさを疎かにせず展開していたのがよかったです。きっくんのエースとしての格の違いを見事に表現した画面は見応えがとてもありましたし、普段よりすこし湿っぽさがあるトキシッコとの絡みはヤバかったですね!

ぼくはトキシッコが好きです。

本作について、最終回での「あれ全部理由があったんだ」という台詞がまさに本作を象徴していました。エロコメディに分類される作品ではあるのですが、ストーリー上で展開されるエロ展開にすべて理由付けがしっかり施されており、キャラ造形や各種設定などどれも作り込まれているため、話が進むにつれて「あれちゃんと理由あったんだ?!」となることが多かったです。映像面でもかなり好印象なアニメでした。テンポよく会話を交わすキャラクター同士のやりとりはとても心地良いですし、思わず笑ってしまうこともしばしばありました。特にきっくんのツッコミが気持ちよかったです。また、画面の色使いが全体的にいいな~ともなりましたし、アクションシーンのみならず日常シーンも画面的な見応えが強いアニメでした。。

あと大前提として登場人物みんなキャラがいいしかわいいしえっちなのがよかったですね!!

今年1番面白かったといっても過言ではないアニメでしたし、毎週の楽しみでした。2期が待ち遠しいです。

 

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック- 第05話『「藤原千花は刻みたい」「早坂愛は話したい」「四条眞妃は頼りたい」』

脚本:中西やすひろ 絵コンテ:渡部穏寛 ラップパート絵コンテ:畠山守 演出:菊池貴行 総作画監督:針場裕子、田中紀衣 作画監督:斉藤準一、世良コータ 、横山穂乃花 プロップ作画監督:菊池貴行

初見時のインパクトが強く、すごいものみたな…と思ったエピソード。

最初のラップパートが終わり、いつものかぐや様的なパートが結果として骨休めのようなかたちになってからのあのEDが流れたときの衝撃はすごかったなと。

 

その着せ替え人形は恋をする 第11話『俺は今、ラブホテルにいます』

脚本:冨田頼子 絵コンテ:山本ゆうすけ 演出:山本ゆうすけ 作画監督山崎淳、冨田真理、氷室陽、Park Se Young、けろりら

えっっっっっっっっっっっっっち!!!!!!!!!!!!!!!!!

思春期男子高校生を誘惑するサキュバスとギャルを陥落♂させるスパダリ。2人の悪魔がラブホという背徳空間内で今にも一線越えてもおかしくない一触即発な空気感ヤバかったですね!!!

本作はCLW梅原P班作品らしく全体的なクオリティの高さは勿論のこと、随所に見える遊び心、そしてえっちさが光っている作品でした。2人の恋愛模様の擬かしさに思わずニヤニヤしてしまいますし、要所要所のえっちな画にバキバキしちゃいますね。

 

ぼっち・ざ・ろっく 第3話『馳せサンズ』

脚本:吉田恵里香 絵コンテ・演出:山本ゆうすけ 作画監督:中村颯

わちゃわちゃ感がかなり好きな回。

かつての動画工房を彷彿させるようなコメディ演出に否応なしに心踊らされます。また、フォロワーも指摘していたのですが、森脇監督フォロワー的な要素も感じられます。(ちなみに山本ゆうすけ副監督はTwitterにプリパラのイラストをよく投稿されています。)さらには、実写素材もふんだんに活用されていて目を惹かれます。

同氏が担当された11話も大好きです。正直ぼざろはどの話数もめちゃくちゃ良いのでかなり迷いましたが、中でもわちゃわちゃ感が特に好きな3話にしました。

本作もCLW梅原P班作品。画面から制作チームの士気の高さが沸き出ているようにとても熱量が高く、全編クオリティが段違いで高いアニメだったと思います。振り返ってみると、アニメぼざろはキャラクターがバンド活動で青春を謳歌している姿を眩しく感じるのと同時に、アニメの作り手の方々が青春さながらアニメ制作をしている姿も眩しく感じました。

ワンエグからはじまった梅原P班が今後どんなタイトルを手掛けていくのか楽しみです!!

 

邪神ちゃんドロップキックX 第2話『錠剤は全てラムネです』

脚本:村上桃子 絵コンテ:永居慎平 演出:大久保亮 作画監督:Kim suho、杉山直輝 料理作画監督:益田賢治

ぴのが好きなので。。。

顔と身体がいい女キャラクターがわちゃわちゃしている姿を画面越しに観ること以上に楽しいことってそうそうないと思います。

邪神ちゃんについて1期2期もちょいちょい観てはいたんですけれども、今回の3期(特に序盤の神保町舞台のとき)でめっちゃ面白くないか?と感じて一気に1期2期観なおしたらどっぷりハマってしまいました。1期2期にハマりきれなかった理由として、なんとなくアニメ邪神ちゃんを主導している人たちに対して胡散臭さとは違うのですが、どうしても忌避感を覚えてしまうクサさを感じていたのが挙げられるのかなと。そこから3期でハマれたのは、クサさが突き抜けて一周回って好感触になったのと、21年に放送した同主導の『恋きも』が面白かったのが要因なのかなと自分的には思っています。

4期絶対観たいですね。

 

ちみも 第10話『『ダイエット地獄』『はじめてのおつかい地獄』』

『ダイエット地獄』

脚本:ぴのあると 絵コンテ:釘宮洋 演出:ぴのあると 作画監督:堤舞

『はじめてのおつかい地獄』

脚本:ぴのあると 絵コンテ:藤原良二 演出:ぴのあると 作画監督:堤舞

ちみももかわいいけど地獄さんも負けないくらいかわいいよねって再認識できるエピソードです。

特に後半エピソードの『はじめてのおつかい地獄』が地獄さんの萌えキャラっぷりが余すことなく描写されていて大好きです。まず冒頭シーンが地獄さんと三姉妹との間に出来ている疑似家族的な関係をうかがえて微笑ましい。「アイス食べたいけど出かけるのめんどくさいなー。」「「「地獄さんいってきて!!!」」」「なんでじゃっ?!」このやりとりが凄くいい。その後の三姉妹が会話を少ししてまた笑顔で「「「地獄さん!」」」「「「地獄さーん!!!」」」と呼びかけるこのシーンが更にいい!!。結果的にちみも達がおつかいに行くわけですが、ちみもが心配で後をつけてしまう地獄さん。持前の気質によりさまざまなトラブルに見舞われる地獄さん。とにかく地獄さんが萌えキャラ過ぎます!

本作は地獄を題材に藤子作品やこち亀のようなフォーマットで展開するアニメになります。ややブラックさを感じる日常ドタバタストーリーは毎週新鮮に楽しめるものでした。また先に挙げたような疑似家族物の要素を含んでおり微笑ましさを感じるものです。

ずっと毎週観ていたいと、そう切に思うTVアニメでした。

 

話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選

「話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選」ルール
・2021年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない

ワンダーエッグ・プライオリティ 7話『14歳の放課後』

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脚本:野島伸司
絵コンテ:小林麻衣子
演出:小林麻衣子
作画監督:鄧 佳湄

過去を悔やみつつも図太く生きているリカの母親。そんな母親の心情を察しながらも、拒絶するリカの姿に思わず自分を投影してしまいます。内心グチャグチャになり、なりたかった姿に囚われ、やらなければいけないことに苦しみ、気持ち悪くなっているんだろうなと子どもの自分としては勝手に分かった気になって同情の目を向けるわけです。だからといってこちらとしては恨み節はたくさんあるので拒絶するんですけどもね。

拒絶はすれど譲歩はする。巣立つにしても色々とお金も掛かりますし面倒ごともありますから、脛は齧れるうちは齧っとかないとですね。

『22/7 あの日の彼女たち』若林信監督×脚本:野島伸司、そしてラインPは名物(?)制作進行からステップアップし、クローバーワークスでも遂にラインPとなった梅原翔太PD。メインスタッフからしてとても楽しみにしてましたし、2021年を騒がせたアニメだったのではないでしょうか。自分としては、若林監督を擁する梅原P班、主人公ちゃんのデザイン、作品の題材などからしてあったかもしれない『TVアニメ22/7』の幻想を見てしまいましたね。

BLUE REFLECTION RAY/澪 22話『となりあわせの死』

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脚本:水上清資
絵コンテ:森川さやか    
演出:所俊克    
総作画監督:坂本哲也,村上雄,出野喜則,谷川政輝

毒親見本市と一部では囁かれている本作ですが、終盤にきてここで娘をカルト教団の広告塔にして、精神的にも肉体的にも虐待行為を行う親が出てくるとはインフレが過ぎてる…。そのような環境下からの紫乃の「守ってほしいのは想いじゃない。現実です」と悲痛な叫び。少女たちの想いに向き合い、そして寄り添うことを主題とした本作への最大の問いかけを提示した回でした。あまりにもショッキングな内容で、今でも正直受け止めきれていません。紫乃の心情に呼応した痛々しい画面作りが全編にわたって施されており、視聴後の憂鬱感は半端なものじゃなかったです。

パッケージリテイク版が配信されるようで、楽しみです。

 

ブルリフRってかなり変なアニメだとは思います。やはり視聴する際の最大の難点はとっつきづらさでしょうか。クオリティも正直良いとは言えません。しかし少女たちの想いに向き合い。丁寧に描写を積み上げていった2クールはとても充足感あるものなので是非見て欲しいなと思うばかりです。

ブルリフRきっかけに久々にCSゲーに手を出しました。『幻に舞う少女の剣』すっごい面白かったです。白井日菜子さんに夢中になってしまいました。現在『ブルリフT』をプレイ中なのですが中々時間が取れず全く進められてません…一度フォトモードやるとすごい時間経ちません?

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またブルリフRといえば個人的には1クール目ED『最深』に心を打たれました。作詞・作曲を担当されたsyudouさんへの見方が変わりましたね。歌詞自体はとても辛気臭いものですが、ネガティブな自分への向き合い・受け止めを歌ったこの曲は、聴くとどことなく心強さが得られますし、開放感・清涼感を感じられます。また、ED映像がまた素晴らしいんですよ!特にサビからの画面の美しさにはハッとさせられます。ブルリフRの撮影処理は本来このED映像を志にしにていたのかと個人的に勘ぐっています。

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スーパーカブ6話『わたしのカブ』

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脚本:根元歳三
絵コンテ:平池芳正,相浦和也
演出:相浦和也
総作画監督:齊藤佳子,井上英紀

ワイドショーでも取り上げられた問題の回。

この回は小熊と礼子の悪友感強い関係性がでていてすごく好きです。

「危ないからやめといたほうがいいわよ」

「やっぱり危ないかな」

「やめろって言われたらやめる?」

「次からやめるかな」

バイクで修学旅行先まで行くという常人じゃ早々踏み切れない事に対してのこのやりとり。めっちゃいいですよね。この件で揃って先生に説教されてる姿や問題になったラストの軽犯罪シーンなど、2人で社会規範を飛び越えていく様はある種の絆のようなものを感じます。ここら辺匙加減次第ではウェイ系のようになってしまいそうですが、悪友感に留めてるスタッフ陣の手腕が素晴らしいなと思います。

学生時代の思い出としてピックアップされやすい修学旅行でここまで濃いエピソードだらけなのは滅茶苦茶青春していてまぶしいです。

余談ですけど、スーパーカブのパッケージcmにて「あなたと出会って世界が変わった」というナレーションがあるんですけども、編集からして”あなた”はカブではなく礼子を指してるように自分には思えて仕方なかったんです。

ラブライブ!スーパースター!!9話『君たちの名は?』

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脚本 花田十輝
絵コンテ・演出 大島克也
総作画監督 斎藤敦史,佐野恵一,冨岡 寛

プリチャンにて頭ひとつ抜けた画面作りをされていた大島克也さんによる待望のラブライブ!コンテ・演出回。箸休め回におけるハイテンションなコメディ演出において氏の手腕は光りますね!とくにインスタライブ(YouTube LIVE?)パートなどは氏の特徴的が色濃く出ていたように思います。キャラが次々とスライドインしてきて動き回る様は、わちゃわちゃ感が強く出ていて観ていて楽しかったです!大島克也さんの今後のお仕事にも注目していきたいです。

俺だけ入れる隠しダンジョン 5話『ハーレムの行く末』

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脚本:猪原健太
絵コンテ:喜多幡徹
演出:割田圭介
総作画監督:上武優也

ハーレム自慢大会という名前だけでも頭悪い大会、中身は喪男ルッキズム丸出しに採点していく令和の時代に逆行したもの。今後もこの手のアニメが新たに作り続けられるか気になります。

夜深い時間まで起きて、ちょっとえっちで頭悪いアニメを視聴するのは正しく深夜アニメを観ている感じがしてとても充実した気分になりますね。

 

チート薬師のスローライフ 1話『その1猛烈ポーション その2ランデンフラワー茶 その3ボタニカル消臭液』

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脚本:金杉弘子
絵コンテ:佐藤まさふみ
演出:佐藤まさふみ
総作画監督:住本悦子

女児アニメのような作風をしていて、実際にメインスタッフは女児アニメ畑の方々である本作。少々毒っぽい要素を含んだ作風にはかつてのドアサアニメやサンリオアニメを思わせるところがあってわたしの趣向にドストライクなアニメでした!女エルフ萌え〜〜出来る話や媚薬、森脇監督コンテ回、思春期の女の子話などなど印象に残っているエピソードは山ほどあるのですが、その中でも初っ端から心を掴まれた1話を今回は選びました。画像にもあるメンヘラさんの登場シーンで一気にドツボにハマりましたね!新アニメ視聴1話でこのメンヘラさん登場のインパクトは早々忘れられないですね。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X 8話『お見合いしてしまった…』

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脚本:笹野恵
絵コンテ:戸澤俊太郎
演出:戸澤俊太郎
総作画監督大島美和

年末滑り込みで視聴して滅茶苦茶画面がいい!!となった回。

煌びやかに施された画面に目を奪われてしまいます。背景美術の素晴らしさを際立たせる画面作り、さらには彼、彼女が抱える障害を背負い、祝福するかのように光の十字架が立てられた画面は滅茶苦茶エモいです!盛大にに舞う花びらもとても印象的でエモーショナルなものでした!!

takt op.Destiny-タクトオーパス-6話『朝陽-Rooster-』

脚本:𠮷村清子
絵コンテ:佐藤雅子
演出:金子貴弘,下司泰弘,西山壮海
総作画監督:菅野利之,高原修司

なんとなく視聴していたエピソード全体に漂う雰囲気が心地良い。視聴後、余韻に浸り今回良かったな〜としみじみ思えた回でした。

タクトオーパスといえばマッドハウス福士P班によるアクション作画がウリでもある本作ですが、この回のような箸休め回でもしっかり火力あるエピソードを出せるのは強いですね。

ひぐらしのなく頃に 業19話『郷壊し編其の弍』

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脚本:ハヤシナオキ
絵コンテ:川口敬一郎
演出:間島崇寛
総作画監督渡辺明夫,岩崎たいすけ,柳沢まさひで

2021年最高のエンタメアニメとしてお馴染みのひぐらしのなく頃に 業/卒。3クールの尺で描かれた壮大でちっぽけな百合アニメであった本作には、黒幕:沙都子発覚から毎週の楽しみでした。ギリギリまで鉄平更生回と悩みましたが、2人の関係性に変化が訪れるこの回を選びました。沙都子に感情移入してしまいますね。

精霊幻想記 2話『王立学園』

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脚本:広田光毅
絵コンテ:竹之内和久
演出:本間修
総作画監督:油布京子,中村統子,上野翔太

かわいい!セリア先生がとにかくかわいい!!
作画がいいストーリーがいいなどアニメを語る上で重要視されてることは色々とありますけど、キャラの可愛さはアニメにおいて重要だよな〜とこの話を観ると思ってしまいます。魅力的なキャラが1人いるだけでそのアニメへの視聴意欲って滅茶苦茶上がりますね。
セリア先生とリオくんの関係性に焦点を当ててもすごく少女漫画っぽさ(?)あるものでいいな~~~!!となりました。弟のように接していた男の子がいつの間にか自分より背も高くなり、知らず知らずのうちに恋愛対象として意識しつつあるところに、偶然その男の子が告白されている場に出くわして複雑な想いに……。そんなシチュに、セリア先生の反応かわいい~!!と思うのと同時に、セリア先生視点でアニメに没入してるかのような感覚もあって楽しかったです。

2期制作決定ということで、来年以降もセリア先生を観れるのがとてもうれしいですね!

話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選

ルール
・2020年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。 

 

ミュークルドリーミー 28話『まいらマイラブ♡』

脚本 金杉弘子
絵コンテ 桜井弘明
演出 石田美由紀
作画監督 大木良一、坂本哲也、古木舞
ぬいぐるみ作画監督 古木舞

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この28話はミュークルドリーミーの魅力、そして月島まいらちゃんの魅力が全部詰まってると言っても過言ではないです。
28話のあらすじをザックリ説明すると、まいらちゃんのお母さんは既に亡くなっていると判明し、しかもお母さんの命日はまいらちゃんの誕生日と同日だった、というかんじです。
だからといって暗い空気になるなんてことはありません。いつも通りミュークルドリーミーは明るくハイテンポな会話劇を繰り広げ、まいらちゃんもいつも通り明るく元気に過ごします。
いつも通りの回。
いつもの調子で進行していく。
途中、お母さんのお墓参りに行ったり、まいらちゃんの夢の中でお母さんの容体が悪化していく過程、お母さんが亡くなった後の月島家が描かれます。しかし決定的に悲しいシーンは一切描写されないんです。強いて言えば、まいらちゃんのお父さんが隠れて泣いてるシーンくらい。しかしそのシーンも鳴き声をメソメソポタポタとし、すぐに明るく立ち直っています。正直自分はお父さんが泣くシーンでもう耐えられませんでした。でもまいらちゃんはそんなお父さんの姿を察しても、明るく元気に振る舞います。
友だちから見ても悲しい素振りも寂しさも全く見えずいつも明るく元気なまいらちゃん。でもそんなまいらちゃんでもやっぱり悲しくなったり寂しくなることはあります。まいらちゃんが泣くのは眠りにつくときだけ…
.
終盤はずっと涙無しではいられませんでした。
絶対に悲しい空気は出さないといった制作陣の強い意志を感じるこの回。それでいて30分のTVアニメでここまで人の機微を表現した手腕は見事です。
ミュークルドリーミーを観ていて良かったと思うばかりです。

キラッとプリ☆チャン 120話『大ショック!ラビリィの本当のご主人様ラビ!?』

脚本 大場小ゆり
絵コンテ 松園公
演出 米田光宏
作画監修 斉藤里枝、川島尚、青木康哲、宮崎輝、島田さとし
プリ☆チャンライブ演出 安藤尚也、川瀬まさお、江副仁美

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正直プリチャンから選ぶならもっと他にあるが、この120話で焦点を当てられた茶釜松らいあというキャラの虚言癖ぶりの描かれ方、またそんな彼女に対する周囲の反応に生々しさを感じ、とても印象強く残ったためこの回を選んだ。
嘘がバレた際のクラスメイトたちの「やっぱりそうだよ」「また嘘なんだ〜」「嘘つくの良くないよ」といった反応にはしんどさが襲ってくる。また頻繁に親しげにクラスメイトたちの方から声を掛けてきてはくれるが、その後に一緒に行動することも帰宅することもない、一定の距離感があるのが更にしんどい…
『茶釜松らいあ』という嘘に固められた名前に制作陣の悪趣味さが光ります。その名の通り、一部照れ隠しと捉えられる言動はあるものの、終始嘘しかついていない。
一応お話自体は綺麗に纏まり、今後は嘘つかないといいねと、未来の茶釜松らいあの意志に託した形で終わります。


魔王学院の不適合者 4話『十五の誕生日』

脚本 田中仁
絵コンテ 田村正文
演出 関根侑佑
総作画監督 山吉一幸、平田和也
作画監督 大槻南雄、古谷梨絵、船越麻友美、水﨑健太、久松沙紀、竹森由加

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大沼監督らしい画面演出が炸裂した第4話!この画面演出にアノス様のカリスマ性、挿入歌にEDテーマ『ハミダシモノ』が重なった一連のシーンには痺れまくり!!


遊戯王SEVENS 14話『ロミン’sキッチン』

脚本 山口宏
コンテ・演出 いまざきいつき
3D演出 橋本直
総作画監督 福島勇
作画監督 長尾浩生

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ロミンちゃんがかわいい。あざとい。かわいい。
遊戯王SEVENSからは他にも選びたい話数がたくさんあるくらい魅力的でとても楽しませてもらったお話があったが、それらを差し置いてでもロミンちゃんの可愛さを選んでしまった。正直セブンスの特異性が際立っている安達ミミ関連のエピソードを選びたかったところではあるが、ロミンちゃんの可愛さには勝てなかった……
この回ロミンちゃんの一挙一動全部アザトカワイイ!更にそこに料理知識の極端な乏しさからなるボケが連鎖して、終始にやにやが止まらない!
いまざき監督による間の取り方と妙なレイアウトにも注目!


体操ザムライ 6話『親子ザムライ』

脚本 村越繁
絵コンテ 松田清
演出 後藤康徳
総作画監督 崔ふみひで
作画監督  本多みゆき、𠮷田正幸、藤田亜耶乃、小野田貴之、松岡秀明、冨永拓生、村長由紀、柴田志朗

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主人公荒垣城太郎の生き様を描くと同時に、そんな彼の拠り所である娘の玲を中心にホームドラマを描いた本作。個人的に特に本作のホームドラマ要素が好きで、虚構性の高いキャラたちによる掛け合いはとても楽しく、時にほっこりさせられた。
この6話は「わたし、本当は自転車に乗れないんだよ!」という玲の告白が象徴的で、親子交流の象徴的ともいえる“自転車の乗り方”を用いた玲の我慢の描写にはとても心を動かされた。ここまで話の積み重ねてきたからこそとてもインパクトあるエピソードになったと思う。
ビッグバードがフライドチキンを食べたのには笑い事ではないが笑ってしまった。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 8話『欲望にまみれてしまった…』

脚本 笹野恵 
絵コンテ 相澤伽月
演出 板庇迪 
総作画監督 大島美和 
作画監督 澤入祐樹、井本由紀、大槻南雄、山本恭平

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令息令嬢方の欲望を反映したカタリナ様ヒロインの妄想劇場、そしてその妄想をただ眺めるだけしか出来ずケオるメアリ様を画面越しに観るのはとても楽しい。

 

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 13話『みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)』

脚本 田中仁
絵コンテ・演出 河村智之、ほりうちゆうや
ダンスパート絵コンテ・演出 河村智之
総作画監督 横田拓己、冨岡寛、渡邊敬介
作画監督 市原圭子、井元一彰、伊礼えり、尾尻進矢、加藤明日美、北島勇樹、木村文香、工藤ゆき、合田真さ美、清水文乃、とみながまり、冨吉幸希
ダンスパート作画監督 佐藤浩
作画監督補佐 粕川みゆき、三沢聖矢

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ソロでのパフォーマンス、応援してくれるファンの存在を描いてきた本作の総決算となる13話。
ファンに後押ししてもらったように、今度はアイドルがファンのやりたい事の後押しをする。アイドルとファンの共生関係が形成され、ラブライブ!が掲げる「みんなで叶える物語」を体現したお話となった。またそのテーマを体現できた“みんな”で作ったスクールアイドルフェスティバルはサブタイトル通りまさに「みんなの夢を叶える場所」。これまで1人1人のミクロな夢を描いてきた虹ヶ咲だからこそ、やり遂げられた物語だと思う。
そして披露された『夢がここからはじまるよ』は今までそばで応援してきた侑に、そして画面の向こう側のここまで観てきた自分へのエールとなっており思わず目頭が熱くなった。
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『夢がここからはじまるよ』のライブ映像では、「虹ヶ咲スクールアイドル同好会」のタイトルを文字通り虹ヶ咲のスクドル1人1人が背負っているカットが連続しており、これはソロ志向である虹ヶ咲らしさがよく出ているものだと思った。
侑ちゃんと9人それぞれのカットインには、視聴者が知らない思い出を感じさせられ、作品により深みを感じる。
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お台場アニメであるのだしユニコーンも映らないかなと思っていたら、まさかのこの13話でかなり目立って描写され、更にはサイコフレームが緑色に光り、文脈に沿った演出をされていたのがよかった。


波よ聞いてくれ12話『あなたに届けたい』

脚本 米村正二
絵コンテ・演出 南川達馬
作画監督 岡﨑洋美、粕川みゆき、神谷美也子、高橋あやこ、徳永竜志、冨吉幸希、久松沙紀、吉田雄一、吉山隆士

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ラジオを題材にした作品として最高の最終回でした。

3.11の頃はネットも繋がらず、ずっとラジオを聴いていたので自分的にかなり刺さる所もありましたね。

 

魔王城でおやすみ 10話『姫とオワリノシティ』

脚本 中村能子
絵コンテ 斉藤哲人
演出 野木森達哉
作画監督 久保茉莉子、中田亜希子、瀧原美樹、鈴木彩乃、立口徳孝、熊谷勝弘
総作画監督 菊池愛

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10話は本作では珍しく魔王城でおやすみしていないお話なのだが、魔族たちは慣れない人間界で戸惑い時にははしゃぎ、姫様はいつもの調子ではあるがやや常識人ポジ(?)にいるなど、普段とはまた違う一面を覗ける回だった。

ホームである魔王城を飛び出したことで、魔族たちの人間たちへの苦悶が浮き彫りになる。だからこそここまで共に過ごしたから出来た姫と魔族たちの確固たる関係や、姫の魔族たちへの信頼の高さがより窺えるものとなっており、今後の人間と魔族の関係にどこか希望を持てるようなお話になっていたのがよかった。

とにかくかわいいんですよね、スヤリス姫も周りで見守っている魔族たちも。

群れなせ!シートン学園 8話『海の吟遊詩人 -カナとルカの話-』

脚本 福田裕子
絵コンテ 信田ユウ
演出 大島克也
作画監督 水野隆宏、大原大
作画監督補 片岡英之
総作画監督 酒井孝裕
動物作画監督 永山恵

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シートン学園は一貫して異種族間の交流を描いた作品で、8話ではシロイルカとハンドウイルカのコンビによるシンクロパフォーマンスが見せ場として描かれている。
シロイルカは歌で、ハンドウイルカは泳ぎで互いに高め合っていき、“2人なら最強!”とばりに最高のパフォーマンスを披露するんですけども、このシンクロパフォーマンスのシーンは謎に感動…言葉に表せない感動体験が出来るんです!未見の方は是非観て欲しいです。メインスタッフはキラッとした方々なので安定して面白いので是非。

 

 

 

ネトフリみた2020

6/18〜7/17(曖昧)の1ヶ月間Netflixに加入していたのでその間鑑賞した作品をメモ程度に記していく。

 

泣きたい私は猫をかぶる

この映画を観たかったからネトフリに加入した。趣味の映画ではなかった。

 

日本沈没2020

“何があっても前へ進もう”という本作のメッセージは感じた。ストーリー中で異質さを漂わせる新興宗教編はそんな“前へ進む”ための一時的な仮宿であり、急な事態で戸惑う肉体への憩いの場であったのだろう。

そんな新興宗教編はとにかく楽しい!車椅子の老人が銃を持った警備員に対し華麗に流鏑馬をするシーンは必見!

GREAT PRETENDER

滅茶苦茶おもしろかった。15話以降配信開始したら絶対またネトフリに加入する

4話にて『22/7計算中』で話題にされてた場所や食べ物がネタにされていたのでちょっとテンション上がった

 

Re:Mind

日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』にて本作の映像の一部が流されており、ネタにもされていたため気になって視聴した。趣味ではなかった。

 

ジョーカー

画がとても強い映画だった。面白かったけど同調はしたくない

呪怨

滅茶苦茶おもしろかった

天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読する

作業中のBGVに流した。頭が良くなった気がする。

斉木楠雄のΨ難

めちゃ面白い。気付いたらシーズン1全話みてた

 

芳文社77円セール 雑感

芳文社77円セールで購入したマンガを粗方読了したので感想(未満)を綴っていく。といっても過半数はセール以前に既に読んでいたマンガなのでちゃんと感想を書いたのは『城下町のダンデライオン』と『ぼっち・ざ・ろっく!』くらい

 

城下町のダンデライオン

1巻時点での感想は「読み辛い」ただこれに尽きる。茜様のアクションシーンなんか躍動感はあるのに4コマの狭いコマのせいで台無しになっているので勿体なく感じた。4コマのフォーマットよりストーリー形式の方が合ってるのでは?と…
そう思っていたら、2巻以降どんどん読みやすくなり、また巻数を追う毎に櫻田家への愛着が増し、作品に没入していった。5巻の途中でストーリー形式に切り変わったのはちょっと面白かったが、先生の「アンジェリカの物語を描くにはこうするしかないんだ!」という熱い思いはしっかりと伝わったし、実際ストーリー形式になったことで更に作品への没入感が増して読後の満足感が非常に高いものになった。

またこの作品、サブキャラクターも魅力的で自分は綾瀬さんが特にお気に入り。遥様にとにかく一途で猛アタックするが全く歯牙にもかけられない姿が可愛らしい。
5巻で初めてあとがきが掲載されており最終巻?と思ったがどうやら長い休載に入ったらしい。城下町のダンデライオンの続きを気長に待ちつつも、春日歩先生のストーリー形式の漫画を是非読みたいという気持ちでいっぱい。


ぼっち・ざ・ろっく!

見せ場シーンでのフォーマットの破壊っぷりが見事でカタルシスすごい。そのまま2巻も購入した。
「自己肯定感が著しく低い人物が周囲の意気消沈さを見て大胆な行動をとり結果として成功に導く」ストーリー展開はベタではあるかもしれないがとても熱く、さらに前述のフォーマットの切り替え(4コマ→ストーリー形式のようになった)を用いた演出によってそのストーリー展開が何倍にも魅力的に写り、心を掴まれた。
あのような一種絶望的な状況下でこんなロック行動をとれるぼっち(主人公)の姿は正に『ぼっち・ざ・ろっく!』というタイトルを体現していたように思う。
話は逸れるがそんなぼっちの姿をみてアニメ『22/7』3話での滝川みうを連想した。この3話は上述のストーリー展開と似た展開がなされているエピソードで、『僕は存在していなかった』という「自分に自信が持てず俯いていた“僕”が前を向くまでの過程を歌った」歌を扱った演出が素晴らしく心を揺さぶられたエピソードだ。ストーリーの大味さや人物描写が肌に合わずまたアニメで描かれた滝川とニコルの関係性が気に食わないため、ハッキリ言ってアニメ『22/7』自体は趣味じゃないのだが、この3話はとても好きなエピソードだ。(話が逸れ過ぎた)

なんとなくアニメになるとした桜井弘明監督*1×武蔵境方面*2制作が思い浮かんだ。ぼっちの慌てっぷりは桜井監督の演出に合いそうだと思ったからだ。

 

キルミーベイベー

どしたのわさわさ

 

ローカル女子の遠吠え

マンガタイムスペシャルを購読していた頃よく読んでおりセールになっていたので購入した。

内容をザックリ説明するとUターンで地元静岡に帰ってきたOLが静岡ローカル話を解説するマンガ。

 

みそララ

紙の方で全巻所持しているが、電子で読みたいな思っていた矢先セールが開催されたので大変よかった。

 

 

 

 

もっと買っとけばよかった

*1:桜井監督はベーシストであり、ライブハウスにもよく出没されてるらしい

*2:「作画大変になるだけだし、京都方面なら出来るけど武蔵境的にはキツイんだよ!振り向く動画だけでも厳しいんだよぉ!!」

2020年春アニメ雑感

メモ程度に今期のアニメの感想(未満)を記してく。

ミュークルドリーミー 

久しぶりのサンリオアニメかつ制作スタッフが自分の好みな方々だったのでとても楽しみにしていた。期待に反せず面白く、そして楽しいアニメになっており毎週笑顔になっている。特にJ.C.本社回はJ.C.STAFFの本領発揮と言わんばかりに映像の質が一段と高い。監督が今千秋さんから桜井弘明さんに変更となったときはどうなるかと心配だったが、1話からモロに桜井アニメになっていて安心。しかしわりと土壇場での監督交代だと思うが、よくこんなに桜井監督の色が強いアニメになったなと驚く。今千秋監督の色は出てないのか?と言われるとそんなことはなく、バンクパートなんかは恐らく今千秋監督が手掛けたもの。基本桜井監督らしいハイテンポに進む本作においてバンクパートは比較的ゆったりとした構成になっており、その浮き具合はちょっと面白い。あと推測だが美術も今千秋監督による意匠が施されてると思われる。(これは確証が持てない)

そのうち詳しいことはインタビューで語られると思うので楽しみにしている(願望)


遊戯王SEVENS  

ジュエルペット マジカルチェンジ』のスタッフが手掛けるということで楽しみにしていた。遊戯王シリーズは初代とGXは観た。5D'sはちょいちょい見掛けたことはあるが観ていない内に入る。ゼアル以降は全く観ていない。

5話までは正直楽しさは感じるが自分自身その楽しさにノリきれなかった。6話が面白い。そして7話から安達ミミ(37)というキャラ立ちが半端ないキャラが登場し、恐らく今一番勢いに乗ったアニメとなっている。

主人公グループの仲の良さが微笑ましい。

OPとEDが笑顔になれる。


プリチャン3年目 

今まで日常を大切にしてきたのが、3年目に入ってVR遊園地の存在など非日常を押し出してきて、言ってしまえばプリパラに近くなってしまい正直不安が大きい。既に4話まで放送されたが未だ3年目を楽しみきれてないので不安に更に拍車が掛かる。ただ3年目から登場のメルパンなんかはモロにアホボーイ監督の因子を感じるし、2年目だって金森まりあという飛び道具が序盤から引っ張っていたものの話の大筋が大きく動き出し面白くなったのは虹ノ咲さんが目立ち始めた中盤からだったので、3年目も長い目でみていく所存。

ただプリチャンの1番の魅力は話の大筋から外れた単話の面白さ・楽しさであるので、3年目も放送再開後早々この手の回が来て欲しい。

話は変わるが、OPテーマ『イルミナージュ・ランド』にどこか過去を振り返っているような歌詞があり大変しんどい。ED映像も閉園/別れを想起させるような映像になっており、終わらないアニメよりは終わるアニメの方が断然いいが、こう「終わり」を醸し出されるのはやはりしんどい。

 

かぐや様?

2期になってやたらとリッチな作りになった。

TVでオンエアを観ると全然内容が入ってこないけどスマホタブレットで配信を観ると作品に没入できるアニメがあると思うのだが、個人的にかぐや様はまさにこれだった。まだ配信では全然みてないので追々視聴していこうと思う。


グレイプニル 

何気なく観たら結構おもしろかった。

 

イエスタデイをうたって

空気感が好き

 

かくしごと

よく分からなかった。


はめふら

カタリナ様中心にわちゃわちゃしてる絵面がとても楽しい

8話が好き


プリコネ 

美食殿の日常をしっかり描かれていたので、話数を重ねる毎に彼女たちへの親しみの情が増した。

ヤブ医者回が好き。


シャドバ

他のカードゲームのアニメはルールが分からずとも楽しめるのだが、このアニメに限っては「ルールが分からない」ことが自分の中で気持ち悪さに繋がってしまい、あんまり楽しめてない。ある程度ルールの説明が為されて分かった気にさせられるのは大事なのかな?とか思ったり。
opが好き


ガル学。 

面白すぎてあっという間に終わる(本当にあっという間に終わる)(だって3分アニメだから)。

ストーリーはラブライブ!に近い。

京極監督コンテのop映像は必見

 

22/7計算中season2 

アニメ?Twitterのプロフにアイドルバラエティをアニメ化!と記載されてるし多分アニメ。

1週間の楽しみ。

dアニメストアにてseason1が配信開始したのでこちらも並行して再視聴していく。


M〜愛すべき人がいて〜

アニメ?だいたいアニメだった。
視聴してるときの感覚はプリリズに近い
あと主演を務める安斉かれんがアニメっぽい。


麒麟がくる 

だいたいアニメ。分割アニメみたいな終わり方してたし。
人物間の掛け合い、織田信長の言動が面白い。

これが本能寺の変に繋がるピースなんだろうなあなど先の展開への推察が捗って楽しい。

 

観るつもりだったアニメ

波よ聞いてくれ、メジャー2nd、神の塔 

今年中には絶対視聴する


アルテ 

自分の趣味なアニメだろうなと思いつつもFOD独占のため観ていなかった。嬉しいことに7月から日曜11:00からMXで再放送するということで、これを機に視聴するつもり

 

 

 

メモ程度のつもりが一部作品はやたらと長くなってしまった。

未曾有の事態にも関わらず日々アニメを届けてくれるアニメスタッフに感謝。

夏アニメはパッと見たかんじ趣味な作品はないが多分色々みる。ARPがオンエアでは未放送だった話も込みで再放送するみたいなので楽しみにしてる。