2020年春アニメ雑感
メモ程度に今期のアニメの感想(未満)を記してく。
- ミュークルドリーミー
- 遊戯王SEVENS
- プリチャン3年目
- かぐや様?
- グレイプニル
- イエスタデイをうたって
- かくしごと
- はめふら
- プリコネ
- シャドバ
- ガル学。
- 22/7計算中season2
- M〜愛すべき人がいて〜
- 麒麟がくる
- 観るつもりだったアニメ
ミュークルドリーミー
久しぶりのサンリオアニメかつ制作スタッフが自分の好みな方々だったのでとても楽しみにしていた。期待に反せず面白く、そして楽しいアニメになっており毎週笑顔になっている。特にJ.C.本社回はJ.C.STAFFの本領発揮と言わんばかりに映像の質が一段と高い。監督が今千秋さんから桜井弘明さんに変更となったときはどうなるかと心配だったが、1話からモロに桜井アニメになっていて安心。しかしわりと土壇場での監督交代だと思うが、よくこんなに桜井監督の色が強いアニメになったなと驚く。今千秋監督の色は出てないのか?と言われるとそんなことはなく、バンクパートなんかは恐らく今千秋監督が手掛けたもの。基本桜井監督らしいハイテンポに進む本作においてバンクパートは比較的ゆったりとした構成になっており、その浮き具合はちょっと面白い。あと推測だが美術も今千秋監督による意匠が施されてると思われる。(これは確証が持てない)
そのうち詳しいことはインタビューで語られると思うので楽しみにしている(願望)
遊戯王SEVENS
『ジュエルペット マジカルチェンジ』のスタッフが手掛けるということで楽しみにしていた。遊戯王シリーズは初代とGXは観た。5D'sはちょいちょい見掛けたことはあるが観ていない内に入る。ゼアル以降は全く観ていない。
5話までは正直楽しさは感じるが自分自身その楽しさにノリきれなかった。6話が面白い。そして7話から安達ミミ(37)というキャラ立ちが半端ないキャラが登場し、恐らく今一番勢いに乗ったアニメとなっている。
主人公グループの仲の良さが微笑ましい。
OPとEDが笑顔になれる。
プリチャン3年目
今まで日常を大切にしてきたのが、3年目に入ってVR遊園地の存在など非日常を押し出してきて、言ってしまえばプリパラに近くなってしまい正直不安が大きい。既に4話まで放送されたが未だ3年目を楽しみきれてないので不安に更に拍車が掛かる。ただ3年目から登場のメルパンなんかはモロにアホボーイ監督の因子を感じるし、2年目だって金森まりあという飛び道具が序盤から引っ張っていたものの話の大筋が大きく動き出し面白くなったのは虹ノ咲さんが目立ち始めた中盤からだったので、3年目も長い目でみていく所存。
ただプリチャンの1番の魅力は話の大筋から外れた単話の面白さ・楽しさであるので、3年目も放送再開後早々この手の回が来て欲しい。
話は変わるが、OPテーマ『イルミナージュ・ランド』にどこか過去を振り返っているような歌詞があり大変しんどい。ED映像も閉園/別れを想起させるような映像になっており、終わらないアニメよりは終わるアニメの方が断然いいが、こう「終わり」を醸し出されるのはやはりしんどい。
かぐや様?
2期になってやたらとリッチな作りになった。
TVでオンエアを観ると全然内容が入ってこないけどスマホやタブレットで配信を観ると作品に没入できるアニメがあると思うのだが、個人的にかぐや様はまさにこれだった。まだ配信では全然みてないので追々視聴していこうと思う。
グレイプニル
何気なく観たら結構おもしろかった。
イエスタデイをうたって
空気感が好き
かくしごと
よく分からなかった。
はめふら
カタリナ様中心にわちゃわちゃしてる絵面がとても楽しい
8話が好き
プリコネ
美食殿の日常をしっかり描かれていたので、話数を重ねる毎に彼女たちへの親しみの情が増した。
ヤブ医者回が好き。
シャドバ
他のカードゲームのアニメはルールが分からずとも楽しめるのだが、このアニメに限っては「ルールが分からない」ことが自分の中で気持ち悪さに繋がってしまい、あんまり楽しめてない。ある程度ルールの説明が為されて分かった気にさせられるのは大事なのかな?とか思ったり。
opが好き
ガル学。
面白すぎてあっという間に終わる(本当にあっという間に終わる)(だって3分アニメだから)。
ストーリーはラブライブ!に近い。
京極監督コンテのop映像は必見
22/7計算中season2
アニメ?Twitterのプロフにアイドルバラエティをアニメ化!と記載されてるし多分アニメ。
1週間の楽しみ。
dアニメストアにてseason1が配信開始したのでこちらも並行して再視聴していく。
M〜愛すべき人がいて〜
アニメ?だいたいアニメだった。
視聴してるときの感覚はプリリズに近い
あと主演を務める安斉かれんがアニメっぽい。
麒麟がくる
だいたいアニメ。分割アニメみたいな終わり方してたし。
人物間の掛け合い、織田信長の言動が面白い。
これが本能寺の変に繋がるピースなんだろうなあなど先の展開への推察が捗って楽しい。
観るつもりだったアニメ
波よ聞いてくれ、メジャー2nd、神の塔
今年中には絶対視聴する
アルテ
自分の趣味なアニメだろうなと思いつつもFOD独占のため観ていなかった。嬉しいことに7月から日曜11:00からMXで再放送するということで、これを機に視聴するつもり
メモ程度のつもりが一部作品はやたらと長くなってしまった。
未曾有の事態にも関わらず日々アニメを届けてくれるアニメスタッフに感謝。
夏アニメはパッと見たかんじ趣味な作品はないが多分色々みる。ARPがオンエアでは未放送だった話も込みで再放送するみたいなので楽しみにしてる。
22/7のニュータイプ連載イラスト(描:堀口悠紀子)を纏めた
突然だが堀口悠紀子さんの美麗イラストを拝める22/7のニュータイプ連載イラストを纏めた。
堀口悠紀子さんの美麗イラスト #推しごとの時間 pic.twitter.com/oALHUFYbCx
— びびっど (@MaTggkra72846) 2020年6月30日
低画質にそして早送りにし過ぎた…
今のところ『堀口悠紀子 22/7アートワークス』(適当)なるものの発売がないので、いっそ自分で纏めてしまうかと思い立った次第。ぶっちゃけその場のノリ。
連載イラストの簡単な説明
連載イラストは全てイラストを堀口悠紀子さんが、背景をいとうさやかさんが担当されている。
- あの日の彼女たち(2017年4〜11月,18年12月〜19年2月号)
秋元康のポエムと共に、22/7キャラクターが学生生活を過ごしている姿が描かれている
ちなみにニュータイプ2020年2月号によると“アイドルを目指す前”の姿らしい(ただ丸山あかねが着ている制服の校章などをみるに学生生活を過ごしている“風”のグラビア(イラスト)なのかなと勝手に思っていたりする)
ポエムなしverは公式HPで閲覧できる(何故か柊つぼみだけPRIVATE SIDEのイラストが掲載)
あの日の彼女たち | 22/7(ナナブンノニジュウニ)あの日の彼女たち | 22/7(ナナブンノニジュウニ)
- あの子と、わたし(2018年1〜11月号,19年3〜4月号)
選出された2人のキャラクターが春夏秋冬様々なイベントをイメージしたイラストで描かれている。ニュータイプの連載イラストはキャラクターたちがお仕事として撮影されている風味があるがその中でも特に「あの子と、わたし」はお仕事感が強い。
計算中43回で一部イラストが放映された
- あの日の彼女たち-PRIVATE SIDE-(2019年5〜20年3月号)
キャラクターのオフっぽい姿が描かれている
https://twitter.com/227_staff/status/1126758774323253248?s=21
5/10発売『月刊ニュータイプ 6月号』22/7連載「あの日の彼女たち-PRIVATE SIDE-」🌈連載第2回には、丸山あかね(CV.白沢かなえ)が登場❣️堀口悠紀子描き下ろしイラスト&白沢かなえインタビューをお届け!📖ぜひチェックをお願いいたします!👀✨@antch @_maruyamaakane https://t.co/UKhRQSsg9g pic.twitter.com/E954fJYq5k
— 22/7(ナナブンノニジュウニ) (@227_staff) 2019年5月10日
- 放課後の時間(2020年5月号〜)
キャラクター2人のイラストと共にショートストーリー*1が掲載されている。いうなれば発展版「あの子と、わたし」。ショートストーリーは空気感がしっとり目(私感)。ナナオンと連動した連載。現在連載中。
- +α
-2017年2月号お披露目イラスト(8人)
-2017年10月号の版権絵(絢香&ニコル)
「あの子と、わたし」の先行掲載版という印象。1stシングルtype-Bのジャケット然り、最初期はこの2人の組合せが目立つ気がする
-2020年2月号表紙(滝川ちゃん)
刹那・F・セイエイみたいな滝川ちゃん
余談だが背景を担当されているいとうさやかさんは22/7の3rdシングル以降のジャケットアートも担当されている*2
雑誌の収集
まず何より雑誌が手元にないとはじまらない。売上金が1万円以上あったのでメルカリ中心に購入。メルカリで見当たらなかった号はAmazonやラクマで購入した。ここ最近はニュータイプを毎月購読しており、また過去号もいくつか所持してはいたが、それでも3年半分もの冊数を集めるには未所持の号の方が遥かに数は多い。貯まった売上金がガリガリ削られていくのには喪失感が襲ってきた。
ちなみにニュータイプは公式でのバックナンバー販売はほぼない。
ファイリング作業
雑誌も集まったのでここでやっとファイリングに入る。
ニュータイプは中綴じ(真ん中をホチキスで止めている)タイプなので解体は簡単だった。ただ量が多いので大変。
ニュータイプのような雑誌類はサイズがA4より少し大きいA4変形サイズのため、通常のA4クリアファイルには1P丸ごと入れることが出来ない。そこで活躍するのがA4マガジン/ワイドファイルなのだが、あまり需要がないのか全然売られてなくて困った。色々と調べたところ、キングジムのリングファイルがよくオススメされていたので興味を示したが、価格が2000円台と高く、加えてコロコロコミック並みの厚さなのでやめた。大きいファイルは嫌いなので。
そんな折、SeriaでA4マガジンタイプのクリアファイルをゲットできたはラッキーだった。あとは収納するだけ。そして先頭のツイートへと至る。
ちなみにSeriaのA4マガジンファイルは20ポケット、1ポケットに2枚いれるとして計40枚入れることができる。ちょうど2020年3月号までの連載イラストを+α分も込みでファイリング出来、「放課後の時間」からは2ファイル目に入ることができるので割とキリがいい。
パラパラとめくるだけで自己満足に浸れるので思い切って行動してよかった。集めたニュータイプ も興味深い記事が掲載されてたりするので楽しめてる。
8月ごろ堀口悠希子さんのイラスト集が発売される。白身魚名義なのでナナニジ関連イラストはないと思うが、女史のファンなので予約した。
『-白身魚 自選イラスト集- 真昼の月(白身魚)』 販売ページ | 復刊ドットコム
22/7計算中 Season1 10選
アニメが終了し計算中はSeason2(以下2期)開始、ナナオンは近日リリース。またブログ執筆現在は暇。ということで、計算中Season1(以下1期)から個人的な嗜好で10本選んでみようと思い立った次第。
番組の紹介とも感想ともどちらにも割り切らずダラーっと書いています。
一応計算中の番組説明
秋元康プロデュースのデジタル女性アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が
一流のアイドルに成長する為に、様々な企画に挑戦する番組!
ちなみに、デジタルアイドルのバラエティ番組は世界初!
MCを務める三四郎とデジタルアイドルの割り切れない世界をお届けします!
- 24.滝川みうのテンションが上がる動画選手権 前半
- 27.第1回22/7東西歌合戦 後半戦
- 40.春の告白クイーン決定戦 後半戦
- 49.あなたはどっち派?究極の選択
- 58.あなたはどっち派?究極の選択第2弾
- 60.4thシングルヒット祈願!
- 65.クイズ滝川みう!10万円使い切るまで帰れません!
- 66.神木みかみ生誕祭!やりたいことをやらせてあげよう!
- 69.私の怒りを聞いてください!22/7共感グランプリ
24.滝川みうのテンションが上がる動画選手権 前半
滝川ちゃん(滝川みう)のテンションを上げるためにメンバーがそれぞれVTRを出す回
滝川ちゃんの辛口な採点が光ります。みゃーこ(河野都)に期待させるだけさせてからの0点宣告はめちゃくちゃ笑いましたし、その後のみゃーこの扱い、立ち振る舞いも面白かったです。また辛口採点について滝川ちゃんのみゃーこに対する「ごめんなさい〜〜!!」って謝罪が普段滝川ちゃんからは聞きなれないもので珍しいのが聞けてよかった。
27.第1回22/7東西歌合戦 後半戦
前半のセトリも良かったが、場外の絡みなど含めると後半の方が楽しかったので後半を選んだ。
かわいさ全押しで小宮さん(三四郎小宮)に媚びを売り100点を手にしたニコルちゃん(斎藤ニコル)の後にリーダー(佐藤麗華)が実力で100点をもぎ取る展開が熱かった。リーダーカバーのdesireかっこいい…
藤間とつぼの“気分上々↑↑”めちゃくちゃ楽しかったのでナナオン収録待ってます。
第2回の開催に期待。
40.春の告白クイーン決定戦 後半戦
メンバーがそれぞれ理想の告白シーンを届ける企画。
自分は特に立川絢香ちゃんの告白VTR(生徒→教師)が好きです。教師を翻弄する小悪魔的な仕草、かわいい声から発せられる実直な恋の想い等キュンキュンさせられる。
49.あなたはどっち派?究極の選択
ディベート企画1回目。
白熱した討論を繰り広げていてとにかく面白かった。これまではサバサバした関西人の印象だったみゃーこの乙女で危なっかしい部分が露呈し、みゃーこのことが一層好きになる。あとラストの滝川ちゃんの回答に全部持ってかれる。
58.あなたはどっち派?究極の選択第2弾
ディベート企画2回目。
1回目同様メンバーたちの言葉にやたらと生々しが感じられ、メンバーの実在性が高められていく感じがいい。
前回同様ディベート強者のつぼや乙女思考ダダ漏れのみゃーこに加え、物怖じせずガンガン言葉をぶつけていくリーダーやボク、妄想ダダ漏れな神木ちゃん、一発の破壊力が大きい立川ちゃん…強いメンバーが揃っており面白さの塊な回だった。
59.4thシングル「何もしてあげられない」発売記念 ヒット祈願に誰が行くか?会議!
ヒット祈願のために誰がスカイダイビングを飛ぶか決める回。
大まかに「推薦タイム」と「ワードウルフゲーム」の2部構成になっており、前半の「推薦タイム」は言ってしまえばなすりつけあい。誰にスカイダイビングをやらせるかメンバー内で直接指名し合う企画です。メンバー間の空気が悪くなりそうな企画を容赦なくやるスタッフの番組に対する姿勢には痺れます。
後半の「ワードウルフゲーム」は推理ゲームのような感覚で楽しめて面白かった。藤間の狼狽ぶりや滝川ちゃんの観察眼の高さが出ていたのも良かったですね。
また、ラストの小宮さんもスカイダイビングに同行決定する下りは滅茶苦茶笑った。
60.4thシングルヒット祈願!
4thシングルヒット祈願に藤間ちゃんと小宮さんがスカイダイビングする回。
前半のロケバスパートでの相田さん(三四郎相田)との関係性や芸人になったキッカケなど小宮のパーソナルな部分に計算中では珍しく触れられていたのが個人的に良かった。後やはりスカイダイビング飛んだ後の藤間&サリーの言葉には目頭が熱くなる。
副読としてオススメ
↑まだ放送前のため計算中の名前は伏せられていますが、スカイダイビング時の裏話を小宮さんが話されています
65.クイズ滝川みう!10万円使い切るまで帰れません!
タイトルそのまま、滝川みうが10万円を使い切るまで帰れない企画です。現金給付10万円で騒がれてる昨今の情勢にぴったりの企画!
滝川ちゃんの不思議な人間性には毎度惹きつけられる。ちなみに滝川みうを演じる西條和さんのブログでは、この回で生じたパワーワード(小刻みに揺れる家など)やその他番組内で滝川ちゃんが話した内容について書かれていたりするので面白いですよ(加えてどこか詩的で読ませられる文章になっていて惹かれます)
66.神木みかみ生誕祭!やりたいことをやらせてあげよう!
計算中きっての名コンビ神木みかみとドランクドラゴン鈴木拓のイチャイチャ(?)具合が楽しい回。
拓さんまた計算中に再出演して欲しいですね。
拓さんのYouTubeチャンネルは程よくユルくてオススメです(openrec時代のようにまたゲーム実況をして欲しいなって思ったりしてる)
また、番組終盤にアニバーサリーライブのライブ映像が一部流されるのもイチ押し。特に“何もしてあげられない”のパフォーマンスは圧巻です。
69.私の怒りを聞いてください!22/7共感グランプリ
メンバーが日常生活において不満に思っていることをプレゼンしていき、どれだけ共感されるか競う企画。
真剣な空気の合間に生まれる間の抜けた笑いの爆発力がすごい。
計算中きっかけに三四郎ANNを聴き始めたりその他バラエティ番組や芸人さんのYouTubeチャンネルを視聴しだし、また坂道シリーズのバラエティ番組や楽曲も追うようになったので、だいぶこの番組のおかげで視野が広がったように思う。
22/7計算中Season2も毎週楽しみにしています。
話数単位で選ぶ、2019年TVアニメ10選
KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-9話「大和アレクサンダー THE CHARISMA OF STREET」
-脚本:青葉 譲
-絵コンテ・演出:小林浩輔
-作画監督:立花希望、黒川あゆみ、オグロアキラ、前田 綾
-総作画監督:黒川あゆみ
基本オムニバス形式でバラエティ豊かなSSSでも特に9話は楽しかった!アレクのプリズムショーは本当に楽しい!
憧れの人(黒川冷)への感謝、そして更なる飛躍のため独りよがりなショーを止めバトルもタイガも何もかも利用してエンターテイメントに仕立て上げた彼のショーには心を奪われます。
キラッとプリ☆チャン71話「歌え えもちゃん!なんとかなるなる!だもん」
⁃ 脚本:冨田頼子
⁃ 絵コンテ:山本三輪子、金崎貴臣
⁃ 演出:秦義人
⁃ 作画監修:斉藤里枝、川島尚、青木康哲、宮崎輝
⁃ プリ☆チャンライブ演出:安藤尚也、川瀬まさお、江副仁美
2年目になって更に加速度的に面白くなったプリチャン。正直えもい話が多く1つに選ぶのにも迷いに迷ったのですが「ユメ」を扱ったえもちゃんメインの71話を選びました。
“将来の夢”について自分でちゃんと考えたことはなくて、おぼろげにアレやりたいなコレやりたいなと迷ったことはあっても迷い抜いたことはなかったんですね。
でも、えもちゃんは“将来の夢”に対して迷いに迷って迷い抜いた末に「焦らなくていい。世界は広いのだから。前へと進むうちにやりたいことは自ずと見つかる」と結論を出したんです。結局は保留にしてるだけじゃないかと言われたらその通りかもしれないんですけど、「夢に迷うことは当たり前、とにかくやってみよう!」という彼女のエールは非常に自分に刺さりました。
実はえもちゃんは自分だけでなく、お姉さんとして弟の友達の為にも考えてこの結論を出したんですけど、そんな彼女の姿はとてもかっこよく映り頼もしく感じます。
普段はクラスの男子が女子に向かって苗字呼びするように『萌黄』と呼んでいるのですが、この回を視聴した後だけはアイドルである彼女に敬意を込めて『えもちゃん』と呼びたくなる、そんな気がしたエピソードでした。
女子高生の無駄遣い11話「ゆめ」
⁃ 脚本:福田裕子
⁃ 絵コンテ:高橋成世
⁃ 演出:橘さおり、北村充基
⁃ 作画監督:佐々木洋也、中尾高之、能條理行、沈霏、林梦贇、沫沫、孫鵬
⁃ 総作画監督:細田沙織、安田祥子
女子無駄は基本コメディでちょくちょく思春期の悩みエピソードが挿入される作品ですが、この11話は今までと少し雰囲気が違いっていて、“憧れ”と“恋”が入り混じったヲタのワセダへの気持ちそしてその先の「ユメ」に真摯に向き合った話でよかったです。ワセダはヤマイへの対応でも感じますがあれだけ生徒のために動くなんて本当に出来た教師であり、イケメンだな…と。ヲタも憧れのボカロPに会うために張り切っておめかしする姿は可愛い(とても牛丼屋でキレ散らかしてた女とは思えないくらい)
ハイスコアガールⅡ「ROUND18」
⁃脚本:イシノアツオ
⁃絵コンテ演出:山川吉樹
⁃CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
30分間日高小春に振り回される回。
キャラの細かな仕草が丁寧な本作ですが、この18話ではその真価が発揮されていました。
ファミレスでの艶美な日高の一挙一動には終始ドキドキ。しかしハルオは振り向きません。そんなハルオに対する日高の悲痛な叫びには胸を抉られます。「抱きしめてよ!」とお腹をぶつけて強く催促する日高。しかし抱きしめてこない…ハルオには大野の姿しか見えてないから…
みだらな青ちゃんは勉強ができない8話「木嶋くんは精力が足りない」
⁃ 脚本:横手美智子
⁃ 絵コンテ:井上圭介
⁃ 演出:榎本守
⁃ 作画監督:船越麻友美、古谷梨絵
⁃ 作画監督補佐:寿夢龍、直木祥子
⁃ 総作画監督:大島美和
下ネタ増し増しのラブコメディで毎週バカみたいに笑い楽しませてもらった『青ちゃん』。下ネタと恋愛が相乗効果を発揮してた本作ですが、中でも8話は特に印象強かったです。
木嶋の「好きな人だからこそ大切にしたい」という真っ直ぐでとても誠実な思いに照らされ、今迄気付かないようにしてきた自分の恋心を自覚する青ちゃん。そんな青ちゃんの揺れ動く心情を描写したラストの映像には心打たれました。タイトル回収も見事!
……しかしこのシーンでの木嶋は媚薬を盛られているのですが、そんな状況でもケモノにならず意志を貫く木嶋はすごいっすね…。あと押し倒されて始めに太ももを触られ「えっ男の人は胸から触るってお父さんの本で読んだのに違うの!?」と驚く通常営業な青ちゃんには笑いました
五等分の花嫁11話「結びの伝説3日目」
⁃ シナリオ:大知慶一郎
⁃ 絵コンテ:桑原智
⁃ 演出:吉澤翠
⁃ 作画監督:高野晃久、山村洋貴、宮井加奈、杉山延寛
⁃ 総作画監督:中村路之将
アニメ五等分きってのサプライズ回。
溢れ出す一花の恋心を表す色使い、一花視点によるイケメン風太郎、そしてそんな自分の想いに引け目を感じてしまう目線逸らし…と「お姉さんとしての自分」と「恋する乙女な自分」の間に揺れ動く一花をこれでもかと魅力的に描かれていて最高でした!
魔入りました!入間くん7話「初恋メモリー」
⁃ 脚本:井上美緒
⁃ 絵コンテ・演出:佐藤まさふみ
⁃ 作画監督:野田康行
会長がひたすらかわいい回。
会長の乙女な一面にひたらすらかわいさを感じます。特に会長が入間くんへのメールを少女マンガから引用して打つシーンが普段とのギャップと相まってお気に入りです。
RobiHachi7話「一寸先は夢の国」
⁃ 脚本: 金杉弘子
⁃ 絵コンテ:森脇真琴
⁃ 演出: 山田弘和
⁃ 作画監督: 竹上貴雄、大髙雄太、鐘文山、伊藤一樹、関口雅浩
森脇ワールド全開!
決してネガティブな言葉は発してはならない愛と正義のテーマパークを舞台とし、ミュージカル演出や森脇監督お馴染みの増殖(?)演出などが施されており観ていて非常に楽しいエピソードでした。
鬼滅の刃19話『ヒノカミ』
⁃ 絵コンテ・演出:白井俊行
⁃ 作画監督:鬼澤佳代、遠藤花織、永森雅人
⁃ 作画監督補佐:藤原将吾、白井俊行
⁃ 原画作画監督:河村郁美
ただひたすら映像を観てすげぇ…って思った回。ヒノカミ神楽に呼吸を切り替え!追いかけっこ!禰豆子覚醒!兄弟合体技!等々ed映像に入るまでひたすら息を呑むばかり。原画のトップクレジットをみて色々と納得しました。エフェクトもアクションもすごいし、これら一連のシーンの魅せ方がすごくよかった…
ゲゲゲの鬼太郎(6期)第68話「極刑!地獄流し」
⁃ 脚本: 伊達さん
⁃ 美術:加藤恵
⁃ 演出:畑野森生
⁃ 作画監督:袴田裕二
心荒れた男が真面目なスーツの男性と共に地獄巡りするお話。
まず何より映像に畏怖する回でした。まるで男の心象風景を映しだしてるかのような荒廃した地獄の表現、自分が自分を吐き出すゴアな描写には視聴していてキツさを感じます。
また映像面だけでなく、この回は話運びがとても素晴らしく、様々な感情を引き出された回なのですが、変に説明しても感動が削がれるだけなので是非初見の楽しみをして頂いて欲しいです